南米大陸最高峰・アコンカグア(6962m)No5
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[1月30日、登頂を果たしホットした気持ちで過ごす。無風快晴、長い1日になるとは思いにもよらなかった。]

1月30日
キャンプコレラ(C3)滞在


本日は宮西さんと白旗さんらがアタック。
3時半に起床し、5時出発だ。3人を見送ってからはとりあえず寝る(笑)本日の予定はBCまで下ること。昼過ぎ出発としてのんびりしているが、そのうちにアタックした3人が下山してくるのを見てから下山しようと思い始める。

昼間は昼寝したり、アタックをした友人を待つチャンさんと話をしたりして過ごす。
そんなことをしていると、時間は経ちぼちぼち下山者が。
この後の天気予報を気にし、スケジュールを早めニドデコンドレスからアタックしていた佐々木さんが疲労困憊な様子で帰ってきたので水を差し上げながら聞いてみると、みんな相当遅くなりそうだと。佐々木さんも高度順応不十分でのニドからのアタックは「やるもんじゃないですね。」と一言。帰りは途中で少し寝てしまったとか。いやはや、なんとも。。

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3人も18時には帰ってくるだろうとか構えていると・・・18時、19時となっても帰ってこず、心配になって・・・C3に帰ってくる外国人登山者に聞くも、「彼らはとても疲れているようだ。とても遅い。日暮れるかも。」などなど・・・ネガティブなことばかり。たまたま居合わせたレンジャーは「ニドデコンドレスにいるレスキューを呼ぶか?」とかまで。
19時過ぎに佐々木さんと同じく深夜・ニドデコンドレスからアタックしていた某アウトドアメーカーの関君がよろよろと帰ってきたんで聞いてみると、やはりもうちょっと遅くなりそうだとか・・・。とりあえず20時頃から温かい飲み物を持って、下ってくる外国人に状況を聞いたりしながら、BCから見える白い岩あたりまで迎えに登るも、3人は帰ってこず、登ってきたレンジャーに「お前が行くのは危険だ、帰るぞ。」と言われ、いやそうだけどさ・・・と思い下山。とにかくC3で待つ。信じて待つ。実は3人以外に、アタックしている韓国人も帰ってきておらず、チャンさんも心配顔だ。

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日暮れる21時。ようやく人影が。3人は疲労困憊であるものの大丈夫そうだ。ホッとしたやらなんやら。3人はBCに下ると言っていたにも関わらず待っていた自分の姿に多少驚きながらも、16時間ぶりのC3に無事到着に安堵の様子。今日は天気も快晴で、なにより1日風が無かった。アコンカグアの神様に感謝したい。途中で天候が崩れればかなり厳しいことになっていたはず。
宮西さんに「田口君は下っていると思っていた。でも水作りしてくれて助かる」とか言われるも・・・「この状況で帰れるわけないじゃですかー。万が一の事があったら、自分の登頂の喜びも吹っ飛びますよ・・・。」

なにはともあれ宮西さんと白旗さん夫婦のアコンカグア登頂・無事の下山を喜ぶも・・・韓国人のチャンさんの友達がまだ帰ってこない。。。レンジャーやC3に居合わせたガイド達に相談するも、もう暗いから危険で捜索は明日だと。

テントに戻って、休養する。宮西さんは咳が止まらず、声もかすれ相当に疲労困憊な様子。とにかく水を作り飲ませる。なにかの悟りを開いたような、彼の言っていたいくつかのことはとても印象的だった。

1月31日
キャンプコレラ(C3)→プラサデムーラス(アコンカグアBC)


昼間も寝ていた僕は、あまり寝ることもできず、早く下りたかったのだが、宮西さんはひたすら爆睡・・・。結局11時過ぎに出発となった。

韓国人遭難の件でレスキュー隊が上がってきたり、ヘリが飛んだりと、朝早くから物々しかったC3。僕も朝から外に出て、状況を見守っていたが・・・韓国人の彼は一夜をやり過ごし、アルゼンチンルートのC2で無事保護されたとの連絡が入る。ホッとして、チャンさんと固い握手をする。ほんとうに良かった!!!

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チャンさんとまたの再会を約束し、宮西さんと下山を開始する。下りは速い。僕はいたって元気だけど、宮西さんは昨日の疲労があるようで所々待ってはゆっくり下って行く。宮西さんは「先にBC下ってて良いよ。」とか言うけど・・・「今日は下るだけだし、のんびり行きましょうぜ!」とか言いながら、アコンカグアの山頂部を仰ぎながら下って行った。

登ってから仰ぎ見るアコンカグアはなにか違う気がする。途中、顔見知りの登山者やガイド、ポーターに祝福されながらアコンカグアBCへ。下山はあっという間。そしてBC(プラサデムーラス)は空気が濃い!僕らが前に張っていたランコ社のテント場に行くと関君がいた。彼といろいろ話したり、お昼寝をしながら午後のひと時を寛ぐ。

そしてぼっーとアコンカグアの山頂を眺めたり。登ってきた頂を仰ぎ見るのは実に良いもんだ。午後9時、アコンカグアは夕陽を浴びて真っ赤に焼けていた。

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