今年も南アルプス・北岳肩の小屋へ
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【今年も北岳肩の小屋で働かせていただきます】
6月1日から今年も南アルプス・北岳肩の小屋へ。来年の遠征を第一に考え、仕事一辺倒でも駄目だと思いましたので、期間はフルではなくこちらの希望で、6月1日〜7月2日、7月14日頃〜10月初旬頃、10月末〜11月初旬の小屋閉め、で働かせていただく予定です。空けた時間は山を歩きます。

他の山小屋からも声をかけていただいたり、新しい場所、より好条件(金銭、保険等)なお誘いもあり、長い間迷っていましたが・・・今年も馴染みの北岳肩の小屋で働かせていただく事につい最近決めました。利尻島で働いていた時やマナスル遠征の時などは期間に関してこちらの無理も聞いていただき有り難かったですし、いつも温かく(もちろん時に厳しく)接してくれる森本オーナー家族、訪れてくれる常連さんの存在、山小屋の雰囲気、最高の眺望・・決め手はいくつかあります。

標高3010mに建つ北岳肩の小屋、環境はとても厳しいですが、ここからの眺望は最高です。日本の山小屋では屈指の大展望。間近に仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳から遠くは北アルプス、加賀白山、谷川連峰、尾瀬の山々・・とりわけ富士山は最高です。展望はもちろん、高山植物も豊富、標高3000mならではの朝夕景・・・是非見に来ていただきたいです。日本には無数に山がありますが、夏山計画の選択肢に北岳もいれていただければ幸いです。既に登られた方も、まだ登られた事の無い方も、是非お越しください。よろしくお願いします。

写真は高嶺山頂で北岳をバックに。たまたま着ていた北岳肩の小屋Tシャツに、愛用している小屋の手ぬぐいを持ち(笑)実はこの時、小屋開けに行く事は決まっていましたが、7月からの夏から秋をどこで働くかは決まっていませんでした。今回の縦走で心は決まり、下山後にご連絡させていただきました。精一杯働かせていただきます。
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南アルプス・早川尾根縦走
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5月19日〜5月21日
御座石鉱泉〜鳳凰小屋〜鳳凰山地蔵岳〜高嶺〜早川尾根〜アサヨ峰〜栗沢山〜北沢峠〜歌宿

初めて白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)を訪れた時にその存在を知り、北岳をはじめ周囲の山から幾度も眺めずっと気にはなっていた「早川尾根」を初めて訪れました。残雪あり、ハイマツ等の藪あり、倒木ありの縦走。南アルプスらしい苔むすシラビソの森が続きますが、好天に恵まれて要所要所のピークや稜線からの眺めは素晴らしかったです。高嶺やアサヨ峰からの眺めは最高!鳳凰山赤抜沢ノ頭から北沢峠まで他に誰にも会わず静かな山旅を楽しめたのもとても良かったです。またひとつ南アルプスの道を新たに知ることができました。初見の道、そして残雪の山は勉強になりますね。山の勘を養うというか、夏に比べよく考え。

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馴染みのある山域ですが、今回の山旅はとても新鮮でした。本格的な初登山であった高校の教頭先生との2015年10月の穂高岳縦走から1年が経ち、心身が迷走していた時にふと穂高の写真を見て山の景色は良かったな・・・と自分で計画した初めての登山であり、山を続くきっかけになり、山小屋で働くきっかけにもなった2006年10月のあの白峰三山単独縦走から10年以上が経ち、あの頃の感動とは全く違う感動を今回の山旅では感じました。今も時に心に迷いが生じ気持ちが葛藤する時もありますが、あの10年前と全く違い心は生きていると思います。

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今回は前回見ることのできなかった高嶺からの展望を眺められ、初めて早川尾根を辿り、美しきアサヨ峰での朝夕の絶景を堪能し、昨年亡くなられた鳳凰小屋の先輩にもご挨拶でき・・・印象的な山旅でありました。山は良い!

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清々しい南アルプスの朝

5月21日
南アルプス・アサヨ峰で迎える夜明け。初めて訪れた静かな山頂で360度の絶景を堪能。写真は陽光を待つ見慣れぬ角度の仙丈ヶ岳。下りてきた伊那市は気温30度の暑さ…清々しい朝の山の空気が恋しかったです。今夜は中央アルプスの麓に住む山仲間を訪ねています。山は良い!


こちらの写真はアサヨ峰より望む朝日を浴びる北岳・間ノ岳。右奥には塩見岳も遠望。真正面に見える北岳肩の小屋も雪に埋まっている模様でした。手前には小太郎山。美しい眺めに満足感溢れる朝の時間でした。
常念小屋の皆さんと
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縁があり常念小屋の皆さんとお話をする機会を得た。自己紹介に始まり、話は深まり、お酒も進み…小屋番の方の1人にアコンカグアに登頂されてた方がいた。話をしていると旅の事が懐かしくなり、下山後に自分自身が山中で書いていた日記を久しぶりに読み返してみた。

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2ヶ月ほど前のアマダブラムがもし登れていたら宮西さんの誘いには乗らずアコンカグアには行かなかったと思う。アコンカグアの山中で話が生まれたデナリにも行かなかったと思うし、アラスカから1人流れていったペルーアンデスにも行かなかったと思う。そしてアコンカグアに登頂できていなかったら、マナスルにも挑戦していなかったと思う。8000m峰は夢だったが、それに向けてのアコンカグアで得た自信は大きかった。先の事は全くわからない。あの頃は勢いがあり夢物語のような時間であった。
あのアコンカグアもいろいろドラマがあり濃密だった。日本の山も素晴らしくそれぞれの山域に良さがあり、それぞれのスタイルがあるが、高所のあの空気の希薄感は味わえない。世界中の岳人との出会いもあり、目指している事は皆同じ。それぞれの物語がある。多くの人が助けてくれ、良き出会いもあった。全てが懐かしい。

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常念岳はこれが2度目。1度目はいつだったかと地道につけ続けている山行記録を遡ってみると2012年の10月30日だった。素晴らしい眺めに感動した記憶があるし、山頂では偶然にも知り合いの方に遭遇する驚きもあった。その後冬に東尾根から試みようとした頃もあったけど、結局4年以上ぶりの再訪になってしまった。今回は友人の希望に乗っての山行であったが行って良かったです。思ってもみなかった山小屋の方との笑いの絶えぬ楽しい時間も過ごせ。昔のことも思い出して。ありがとうございました!南アルプスにも是非お越しください。
槍ヶ岳を望み

5月16日
正面には槍ヶ岳。常念小屋のテント場からの山景色は見事です。沖田さん、中野さん、お元気ですか?槍にもまた遊びに行きたいですね。
静寂の上越国境稜線
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5月3日〜5月5日
観光地・尾瀬より残雪期ならではの道を平ヶ岳〜剱ヶ倉山〜大水上山〜丹後山と縦走。混雑とは無縁の上越国境稜線を辿りました。春ならではの難しさもあり充実。見渡す白き山並みが最高でした。写真は平ヶ岳山頂より行く方を望む。顕著な越後三山(右上)の手前にはこれから辿る稜線。
剱沢雪堀ミッション
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5月1日
毎年恒例の剱沢キャンプ場のトイレ発掘ミッションへ。昨年は現場到着時に既に屋根が見えているという異例の雪の少なさでしたが、今年は屋根の上にはしっかり4m以上の積雪が乗っていました。流石は日本有数の豪雪地帯。今年は滞在中お天気の悪い日が多く、タフな4日間でした。滞在中は山仕事関係者や剣御前小舎の皆さんにお世話になりました。富山県警山岳警備隊や、下山中には剱沢小屋主人の佐伯新平さんにもご挨拶でき良かったです。剱岳も素晴らしかった!また登りに行きたいですね。

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