春の立山・剱岳No5

5月18日
剱沢小屋→長次郎谷左俣→剱岳→平蔵谷→剱沢小屋

剱岳の初登がなされたと言われる、長次郎谷から剱岳へ。

異様な緊張感に包まれた山旅。



頂上からの眺めは言葉にならない美しさでした。



5月19日
剱沢小屋→別山乗越→立山室堂→黒部ダム→扇沢→信濃大町→八王子

4日間お世話になった剱沢小屋。
実はいつ帰るか決めていなかったのですが、気持ちがスッキリしたので、少し早いが帰ることにした。



皿洗いや部屋掃除などをお手伝いし、皆さんに挨拶し立山室堂へ。



今日も快晴。
振り返れば剱岳。


剱御前小屋の方々に挨拶し、下りは雷鳥沢を一気に尻セードで滑り落ちる。
あっという間で最高です!
この数分のためだけにアウターを履きました(笑)



雷鳥沢のキャンプ場からは雷鳥荘へ向けてのキツイ登り。
これ、ほんとにキツイ!
しかもすぐ隣ではスキー用リフトで上がっては滑るスキーヤー・・・。
自分が登りきる間に何回も滑っていた・・・、マジで勘弁してほしい(苦笑)



山岳警備隊室堂派出所には常駐隊員のKさん・Yさんがいらっしゃった。
「また夏来ます」と挨拶し、帰路は長野県側へ。





後立山連峰を目の前に眺めながら、黒部ダムへ。
立山室堂へ向かう修学旅行生がたくさんいたが、下りはいたってスムーズ。



黒部ダムからは彼方に北アルプス最深部の白い峰。
赤牛岳は今年行きたいお山のひとつです。
もちろんお隣りの水晶岳にも。



いつもは大混雑なトロリーバス乗り場もご覧の通り。
やはりオフシーズンに限ります。
GWや夏の週末に行くものではありませんね。。。



扇沢からは信濃大町へ。
途中大町温泉でさっぱり。
久しぶりのお風呂、山から下りてきての温泉は最高です!!

バス停からすぐ、鹿島川の上流には鹿島槍ヶ岳の双耳峰が顔を出していました。



帰りは信濃大町から高速バスで東京へ。
北アルプスや八ヶ岳、南アルプスそして富士山と日本を代表する山々を眺めながらの楽しい時間でした。



剱岳という「山」に登って、自分自身の問いに対する答えを認識することができ、モヤモヤしていたものがスッキリしました。

行くまでにはいろいろとあったけど、行って良かったです。

止まっていた山の時間が再び歩みだした山旅でした。

〜おわり〜

[画像]
?剱岳長次郎谷。
?剱岳山頂。
?美しい剱沢や北アルプスの眺め。
快晴の剱岳山頂で。
?別山乗越への道中、剱岳を振り返る。
?今日も快晴!
?晩秋の雷鳥沢。
中央の雷鳥沢を尻セードで一気に滑り下りました。
夏道は谷の右側の尾根にあります。
?小屋閉めを終え、雷鳥沢を下りながら、室堂平を見る。
中央右には噴煙あがる地獄谷。
?大観望からのロープウェイから望む針ノ木岳。
眼下には黒部湖。
??黒部ダム。
?湖の彼方には北アルプス最深部の白き峰。
?空いてます。。
?鹿島川の上流には鹿島槍ヶ岳。
双耳峰の頂が顔を覗かせます。
?美味い!
?剱岳。僕にとって特別な山。
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ぐるっと一望

反対側の病棟へ行くと、八王子の中心街が望めます。

昨年完成した八王子スカイタワーがとりわけ目立ちますね。



その奥には丹沢から高尾の山並みがずらりと一望です。

8階という高さだからこその素晴らしい眺め。



高尾山の左奥には富士山も。

あとひと月も凄い人波で混雑するんでしょうね。
今夏は「夏」富士を初体験しに行ってみますか!?



大岳山の右肩に沈む夕日が綺麗でした。

[画像]
?八王子市街。八王子駅のスカイタワー(駅ビル)が一際目立ちます。
?丹沢の山並み。
大山(左奥)から丹沢主稜にかけて。
蛭ヶ岳(スカイタワーの右奥)などの主稜線は雲がかかってます。
?富士山(右奥)を遠望。
中央には大室山。
富士山の手前、森から頭を出しているのは八王子八日町の高層マンション?
?大岳山に沈む夕日。

※6月24日撮影。
13年ぶり

今日は1年で1番日の長い夏至ですね。
八王子は34度とか・・・。
暑くて溶けそうです。。

さて私事ですが、実は6月20日(月)よりこちらの病院に入院しております。

健康的な問題ではなく、(高所)登山や運動をより快適にするため、鼻の手術を受けました。

26日(日)に退院予定。

金曜日まで鼻は完全に塞がって酸素が脳にいかず、現在は治療のための大量の鼻血に、今年一番の猛暑も重なり、かなり辛いです。

貧血てこんな感じなのかな!?
なったことないけど。。

そしてなによりも「暇」・・で、1日がすごい長く感じます。



個人的には13年ぶり2度目の入院。
当時の記憶はあまりはっきりとはないけれど、何故ゆえか13年前のあのことはよく覚えています。
スローモーションになった、その瞬間も。

不思議です。



今望むことは・・・早く鼻呼吸がしたい(笑)
そして新鮮な美味しい空気を吸いたい!



山はしばらくお預けです。

[画像]
?病室から望む、奥多摩の山々。
中央には山容が顕著な大岳山。
?岩手山より望む八幡平。
その遥か奥には白神山地。
爽やかな朝の岩手山山頂で。
?1日の始まり。
美しい、山上でのご来光。
岩手山八合目で。
会津磐梯山

18日〜19日は東京方面から来られる友人3人と合流し、会津磐梯山へ。



裏磐梯から登り、頂上からは猪苗代湖を眼下に眺めながら下りました。



磐梯山の「裏」の顔。
荒々しい岩肌に大噴火の名残を感じます。



朝方は高曇りでしたが、頂上に着く頃にはすっかり青空。
眼下には猪苗代湖や裏磐梯の湖沼群。
雲の合間には飯豊連峰の白い山並みも望めました。



会津磐梯山、東北の山旅を締めくくる素晴らしい山でありました。

[画像]
?会津磐梯山山頂。
?頂上より俯瞰する裏磐梯・桧原湖。
?銅沼より望む磐梯山の噴火口跡。
荒々しい「裏」の山容。
?猪苗代湖を眼下に眺めながら、気持ちの良い尾根を下る。
?会津の中心に鎮座する会津磐梯山。
名湯めぐり+栗駒山

東北の名峰・岩手山。
素晴らしい山上でのご来光から始まり、頂上では大パノラマを満喫しました。


岩手山からは松川温泉へ縦走。



秘湯・松川温泉。
山旅のあとの温泉は最高です!

昨日はバスで盛岡へ移動のち電車で一関へ。
一関からはバスで須川温泉に入りました。



今朝は朝一番から栗駒山へ。

下山し、一関からは鈍行を乗り継ぎ福島・猪苗代へ。



明日はこちらのお山に登ります。

[画像]
?須川温泉。夕方になり一気に晴れ上がりました。
?岩手山山頂より八幡平。その背後に白神山地。右奥には津軽富士こと岩木山。 ?名湯・松川温泉。清流沿いの露天風呂、ロケーション最高です。
?栗駒山山頂。
?猪苗代駅より望む会津磐梯山。
岩手山山頂より

岩手山山頂にいます。

今朝は無風快晴。
北は八甲田山や岩木山、南は鳥海山や遠く月山までの大パノラマが広がっています。

最高です!

[画像]
岩手山(2038m)山頂。
春の立山・剱岳No4

5月17日
剱沢小屋滞在

翌朝は雪は止みガス。
しかし、9時頃に天候が回復。
無事、県警ヘリ「つるぎ」に収容されました。



後で聞くとやはり肺炎で、一週間の入院ということになったようです。

体調不良に急性高山病が重なって、肺炎を引き起こしてしまったとのこと。
山は怖い。体調管理は万全にしましょう。

警備隊の方々にはお世話になりました。



山はすっかり天候が回復。
お昼頃にはすっかり青空。
新雪をまとった剱岳の岩峰群が美しい。



この日は1日のんびり。
お客さんも連泊のMガイドを含め、6名ほど。
この晴天で新雪も落ち着くだろう。



ずっと剱岳を眺めていました。
いろいろな事を考えて。

3月上旬の北岳以来、2ヶ月ぶりの雪山。
この2ヶ月、考えさせられる事がたくさんありました。



山を登るかどうかは
「山を実際に見る」
剱沢から剱をこの目で見て考えようと思っていた。

そして剱岳にチャレンジすることにしました。

いたってシンプル。
登りたい、心の底から沸き立つものがありました。

〜つづく〜

[画像]
?無事収容し、飛び立つヘリ。
?県警ヘリ「つるぎ」が飛んできた。
?お昼には天候もすっかり回復。
?新雪を被った岩峰。
?源次郎尾根。
?峰・?峰の側壁が凄い迫力!
?前剱(左)を従える、剱岳本峰。
春の立山・剱岳No3

5月16日
富山→立山室堂→雷鳥沢→別山乗越(剱御前小屋)→剱沢小屋

半年ぶりの剱沢小屋。
佐伯一家とこの数年小屋のお手伝いに来ているMさん。
皆さんに、温かく迎えていただいた。

剱沢小屋はこの日から営業開始。
昨年まではGWからの営業をしていたけど、諸事情で今年からは5月中旬からの営業となった。
山は静かで雪も落ち着く、この時期の剱は良い。



お客さんは10名ほど。
初日はのんびり・・・と思ったら、急病人が。。

悪いことに天気は下り坂。
夕方からは雪。

そして症状は悪化する一方。
肺炎が疑われました。



夜中、山岳警備隊のHさん・Mさんが室堂から上がってこられた。

そして剱御前小屋には警備隊員5名も待機しているそう。
搬送を手伝うために麓の上市町から上がってきたようだ。

この日は悪天候のため待機。
翌朝、ヘリでの搬送を第一に、万一の場合は人力で搬送することになりました。

〜つづく〜

[画像]
?剱沢から目の前に剱岳。
?17日朝、雪も止み再び姿を表した剱岳。
?翌朝、無事にヘリが飛んだ。
赤城山・黒檜山〜地蔵岳

5月31日
赤城大沼→赤城山・黒檜山→赤城山・地蔵岳→赤城大沼

日帰りで赤城山に行ってきました。
赤城大沼周辺には今まで2度行ったことがありますが、最高峰の黒檜山に登ったのはこれが初めてでありました。



電車とバスを乗り継ぎ赤城大沼へ。

麓の街・前橋は快晴だったけど、山には雲。
赤城大沼は霧に包まれていました。



しばらく車道を歩き、黒檜山登山口へ。
岩混じりの急登を登り初める。



アカヤシオはまだ3分咲き程度。
ちょっと時期が早かった・・・。



下山者とすれ違いながらも登っていくと、あっという間に主稜線の分岐。
頂上はもうすぐそこ。



赤城山の最高峰である黒檜山。
残念ながら周囲は真っ白け。



黒檜山からは駒ヶ岳へ。
分岐点に戻り、縦走路に入るとすぐに大鳥居。
幸運に恵まれれば、富士山も見えるという展望も霧の中。



樹林帯を一旦下る。
濡れた木製の階段は危険窮まりない。
時おり霧が晴れ、地蔵岳のアンテナ群がちらり。



最低按部の大ダルミから一気に登れば駒ヶ岳。



眼下には赤城大沼。
ボート漕ぎをする学生の掛け声が響いていました。



駒ヶ岳からは鉄製の階段や木段など、必要以上?に整備された樹林帯を一気に駆け降りました。



帰りのバスまで時間があったので、赤城神社へ。



ゆっくりはできませんでしたが、お参りをしました。
お寺はホッと気持ちが落ち着きますね。



赤城山。
山登り自体はなんだかあっという間でした。
次回は谷川連峰や尾瀬をはじめとする山々の絶景を拝みたいものです。
空気が澄み渡り山が美しく雪化粧する冬でしょうか。

[画像]
?赤城山の最高峰・黒檜山(1828m)。
?赤城山の玄関口・前橋駅。夏の陽気。
?登り初めは岩混じりの急登。
?アカヤシオ。周りには蕾がたくさん。
?霧に包まれる山道。
?黒檜山山頂。
?黒檜大神石碑。
?ぼんやり浮かぶ赤城山・地蔵岳。
?駒ヶ岳山頂。
?駒ヶ岳山頂付近から眼下に大沼を俯瞰する。
?赤城大沼。
?赤城神社・啄木鳥橋。
??赤城神社。

(参考)
赤城ビジターセンター1155
黒檜山登山口1215
1325黒檜山1345
1415駒ヶ岳1420
1450駒ヶ岳登山口
2年ぶりの岩登り

日曜日は山梨県の甲府幕岩へ。

昨夏、剱沢小屋での仕事の合間にガイドさんのご厚意で、剱岳八ツ峰フェースに同行させていただきましたが、ゲレンデでの岩登りはおおよそ2年ぶり。



山歩きばかりでご無沙汰だったクライミング。
当たり前ではありますが、酷すぎました。
しかし、新緑の中のクライミングは気持ち良かったです。



腕はあっという間にパンプしましたが、テンションかけながらもトップアウト目指して粘りました。
しかし悔しかったです。



岩場付近で前夜泊し、朝6時頃から登りました。
爽やかな新緑の中の気持ちの良い1日でした。

お誘いしてくれた、Sさんに感謝です。

[画像]
?久しぶりの岩登り。
?甲府幕岩は2度目。
?散々な結果。クライミングジムに行こうと思いました。
?一番乗りでしたが、そのうちに人も増え賑やかになりました。
会津駒ヶ岳

6月3日〜6月4日、福島県の会津駒ヶ岳へ行ってきました。



本日は快晴!
晴天に恵まれ、素晴らしい景色をみることができました♪



今年は雪解けが遅く、残雪がたっぷり。
美しいです。



ブナの新緑が爽快でした!

[画像]
?夕暮れる会津駒ヶ岳。
?朝焼ける山々。
中央に尾瀬・燧ヶ岳。
?残雪たっぷりの中門岳。
会津駒ヶ岳山頂より。
?青空・残雪・そして新緑、美しい!
春の立山・剱No2

5月16日
富山→立山室堂→雷鳥沢→別山乗越(剱御前小屋)→剱沢小屋

立山室堂から剱沢へ向かうには目の前の別山乗越を越えなければなりません。



一旦下り、雷鳥沢を登る。
夏道は雷鳥沢の右側の尾根を登るが、春はより傾斜の緩い左側の尾根を登るのが一般的。



標高差500mの雷鳥沢の登り。
テント泊でも無いのに、お土産やら着替えやらで膨れるガッシャブルム(ザック)。
久しぶりの重荷、そして運動不足も相なりいつも以上に重く感じました。



ペースは上がらないけれど、見渡す景色に励まされる。
左手には雪庇張り出す奥大日岳が美しい!



振り返れば先程までいた立山室堂。
結構登ってきたー・・・。



右手には立山連峰。
立山・雄山と浄土山のコル、一ノ越の奥には槍ヶ岳を遠望することができました。



新室堂乗越からの稜線に乗り、最後は尾根をトラバースすると剱御前小屋の建つ別山乗越。

そして何かに背中を押されるかのように、真っ先に剱沢方面へ。



剱岳。
半年ぶりの御対面。
変わらないその姿。



剱御前小屋には、夏は剱沢キャンプ場で管理人をされているサッシーさんがいた。
聞けば、小屋主の和紀さんや坂本さんは芦峅寺に下りているという。



目の前に剱岳、そしてその右手には後立山連峰を見ながら剱沢を下っていく。



街は夏のような暑さだけど、ここは一面の銀世界。
まさに別世界。



迫る剱岳。
重厚な山容。その存在感は圧倒的です。



個人的には三田平や剱沢キャンプ場からみる姿が好きです。
距離感やまとまり具合のバランスが良いですね。



半年ぶりの剱沢小屋。
下りはあっという間。
久しぶりの雪山歩きでありましたが、無事辿り着きホッとしました。

〜つづく〜

[画像]
?見上げる剱御前山。
?雷鳥荘(手前の建物)付近から見る雷鳥沢。
一旦下るのがなんとも・・・。
?雷鳥沢を登る。
右上遥かには剱御前小屋。
?秀麗な奥大日岳。
頂上稜線には雪庇が張り出している。
?振り返る室堂平。
手前にはピッケルの代わりにスコップを持つ・・・ガイド?
?立山と浄土山(右)。
?残雪と緑が美しい初夏の室堂平。
奥には巨大な薬師岳を遠望。
別山乗越で。
?半年ぶりに対峙する。
?小屋閉めの朝。
晩秋の剱岳を何度も振り返る。
2010年10月12日、まもなく長く厳しい冬の訪れる剱沢で。
?まさに岩と雪の殿堂。
?後立山連峰。
五竜岳(右)・唐松岳・不帰ノキレットと連なる。
?雪がつくと一段と美しく、険しくもあります。
?剱沢キャンプ場から見る剱岳。
キャンプ場も一面雪景色。
?雪に埋もれる剱沢小屋。
帰ってきた・・・!