南アルプス・北岳池山吊尾根No5

3月5日
池山御池小屋→城峰→ボーコン沢ノ頭→八本歯ノコル→北岳→池山御池小屋

ボーコン沢ノ頭まで5時間半。すでにひと山登ったような気持ち。
しかし日本第二の高峰・北岳。
頂までの道のりはまだまだ長く険しい。



圧倒的な迫力の北岳を目の前に稜線を進む。
小さなアップダウンが続き、なかなかペースは上がらない。
北からの烈風に叩かれながら、一歩一歩前へ。



迫りくる北岳バットレスは圧巻!
左には間ノ岳が大きい。



膝下ほどまでのラッセルをこなすと八本歯ノ頭に着く。
ここからの急降下が「冬の北岳」の核心だ。



怖い箇所もあったが、雪に埋もれたフィックスロープや鎖を掘り起こしながら慎重に岩場の急斜面を下った。



八本歯ノコルからは頂を目指して苦しい急登。雪深くなお続く膝下のラッセル。
この頃には風も止み無風快晴、穏やかな最高の天気に。



しかし暑さの影響か、完全にバテてしまう。情けない。

もっと水分を持ってくればよかったと思ったが、今何を言っても単なる言い訳。

自分自身に気合いを入れ登るが、これ以上ないほど苦しかった。

動かしたものは北岳に対する想いだっただろうか。
「冬の北岳」雪深いこの時期に登ることが長い間大きな目標であった。



しばらくするとルートは稜線へ向け、トラバース気味になる。

しかし二人とも疲労が激しい。
Kさんの意見もあり、見た目行けそうな正面の岩稜帯を直登することに。



ところがしばらくすると岩場で厳しくなり、トラバース、そして短いながらも急な雪壁にぶち当たった。

下で苦戦しているKさんには下降を薦め、それに応じKさんは下降。夏道に沿って頂上へ。



自分は行ける、そうその時は思った。

危ういトラバースをこなし、前爪を蹴りこみ雪壁を登った。
短いながらも緊張した。

途中で左の草付に逃げ、下を振り返る。
遥か眼下、左股まで一直線に落ちていた・・・。

直登はやめ、ルートを見極めながら草付きをトラバース。
すぐにルンゼ状の雪面に行き当たり、これを直登する。



登りきると稜線に出た。中央アルプスを初め西側の山々が迎えてくれる。
そして左から夏道と合流した。



行く手には雪庇張り出る頂上稜線。
念願の山頂まであとわずか。
振り返るとKさんも登ってきた。



登りはじめること10時間。
日本第二の高峰・北岳の頂にようやく立つことができた。
いろいろと去来する想い。
言葉にならない感動が押し寄せ・・・、感無量だった。
山の頂でこんな気持ちになったのは初めてかもしれない。



360度の素晴らしい眺め。
北アルプスはもちろん、御嶽山の奥には石川の白山、そして遠く谷川岳や日光の山並みも望むことができた。



眼下には甲府盆地や伊那谷の街並み。
昨日、麓から仰ぎ見た冬の北岳。その頂から眺める街並み。
一歩一歩歩いてようやくここまでくることができた。

この達成感は何物にも代えられない。

〜つづく〜

[画像]
?北岳バットレス。
?池山吊尾根をいく。
?迫る白銀の北岳。
?ボリュームのある間ノ岳。八本歯ノ頭より。
?八本歯ノ頭から北岳への最後の登りを見上げる。
?八本歯ノコルへ急斜面を下る。
?八本歯ノコルからもなお続くラッセル。
?苦しい登り。正面の岩稜にこの後苦労する。
?トラバースと別れる岩稜の基部で。
登ってきた吊尾根を振り返る。
?草付きで一息。
辿ってきた池山吊尾根を眼下に。
八本歯ノ頭(中央)やボーコン沢ノ頭は遥か遠い(左奥)。
?稜線に飛び出ると中央アルプスが迎えてくれる。
?頂上稜線。
北岳山頂を見上げる。
?登り初めて10時間。日本第二の高峰・北岳(3193m)。
?仙丈ヶ岳の右奥には北アルプスがずらりと一望。
?鋭峰・甲斐駒ヶ岳。
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南アルプス・北岳池山吊尾根No4

3月5日
池山御池小屋→城峰→ボーコン沢ノ頭→八本歯ノコル→北岳→池山御池小屋

雪が多く苦労するのが予想ができたので、翌朝は3時過ぎに出発。
気温はマイナス14℃。
長い一日の始まり。



真っ暗闇の森を目印と記憶を頼りに登る。
ヘッデンで赤印をたどりながらゆっくりと。
やがて左の急斜面に取り付く。

急斜面を登りきると、見覚えのある小広場。右折し、尾根沿いに少し登ると城峰のピーク。
見上げる夜空にはきらめく満天の星。



タル沢のコルへ少しばかり下り、急斜面を雪にもがきながらいくとやがて夜が明けてきた。
朝焼けの富士山が迎えてくれる。



城峰を過ぎると一気に積雪が増えた。
太ももから腰まで沈む雪を交代でラッセルしながら進む。

甲斐駒ヶ岳や富士山、そして鳳凰三山の眺めの良い展望台を過ぎてもなお続く樹林帯のラッセル。
木陰の奥には南アルプスの白峰が見え隠れする。

なかなか進まないラッセル。
ただ時間だけがジリジリと過ぎてゆく・・・。





やがて森を抜ける。
ド迫力の白峰三山、間ノ岳と農鳥岳が間近に迫ります。
そして振り返れば富士山。
しかし未だ目指す北岳は見えない。



登りはじめて5時間半。
ボーコン沢ノ頭。
ようやく北岳がドーンと姿を現す。
ここまできたからこそ見れる圧倒的な迫力だ。



ボーコン沢ノ頭からの眺めは素晴らしい。遠くには北アルプスも一望。



360度の素晴らしい眺め。





北岳の頂上はまだ遥かに遠い。



〜つづく〜

[画像]
?樹林帯はひたすらラッセル。鳳凰展望台直下を行くKさん。
?夜明け。
?朝焼けに染まる霊峰・富士。
?ラッセルに苦労する。
?シラビソの森を抜けると白峰三山の巨峰が目に飛び込んくる。
?迫力ある農鳥岳。
?ボーコン沢ノ頭。
ようやく見えた南アルプス・北岳。
?甲斐駒ヶ岳。
?白銀の北アルプスが連なる。
?間ノ岳(右)と農鳥岳。
?北からの強風を避け一息。
富士山も素晴らしい。
?北岳バットレスをバックに。
南アルプス・北岳池山吊尾根No3

3月4日
夜叉神峠→鷲ノ住山→歩き沢橋→池山吊尾根→池山御池小屋

やがて北岳は池山吊尾根に隠れ、農鳥岳が姿を現す。



鷲ノ住山入口で林道を離れる。
少し登ると、はるか眼下に見える野呂川へ急降下。
標高差にして約400m、やるせない気持ちのなか、薄氷に注意して一気に下る。



野呂川を吊橋で渡り、足場の悪い岩場の急登をこなし、対岸の林道へ。

不気味な静けさのトンネルをいくつか過ぎる。真っ暗闇のトンネルは所々凍結してて要注意だ。



長いアプローチをこなし、ようやく池山吊尾根の登山口・歩き沢橋。
北岳頂上までは標高差約2000m。



歩き沢橋から登りはじめてしばらくするとすっかり一面雪景色に。
北面だからあまり陽のあたらない、冬枯れの樹林帯を黙々と登る。

やがて足場の悪い崩壊地。
凍っていて難儀したが、なんとか越える。

振り返れば鳳凰三山の山並み。
そして谷の対岸、同じ目線上にはさきほどまで歩いていた夜叉神峠からつづく林道・・・。。



所々にある赤布や薄っすらとあるワカンのトレースのようなものを目印に、不明瞭な樹林帯を辿る。

やがて見覚えのある開けた場所に出て、吊尾根に乗った。



ここからは右折し、吊尾根に沿ってシラビソの静かな森を行く。
小屋まではもうひと頑張り。



そのうちにトレースは消え、雪に足をとられながらも前へ。
やがて池山御池の白い雪原に出た。



一面真っ白な池山御池。対岸の小屋までは時おり腰まで埋まる。



雪に埋もれた池山御池小屋。
春に来た時は夜遅く、小屋に先行者もいたので、外にテントを張った。あの時は真っ暗闇の中、小屋の場所が分からず右往左往したなぁ・・・。



その後どうも改築されたようで、小屋の中はとても綺麗で快適。

当初は明日のためにもう少し上部に幕営を・・・と考えていたが、小屋の中にテントを張って快適なベースとし、ここから頂上アタックをすることにした。

明日は頂上に向けて、長い一日になりそうだ。

〜つづく〜

[画像]
?林道を離れ鷲ノ住山から野呂川へ。奥には真っ白な早川尾根のアサヨ峰。
?農鳥岳を仰ぎ見ながら、ツララかかる林道を行く。
鷲ノ住山展望台手前で。
?野呂川を高度感ある吊橋で渡る。まぁ揺れること。
?早川尾根の稜線を眺めながら歩き沢橋へ。
?長いアプローチを経て登山口の歩き沢橋。
?樹林帯の登り。
?池山吊尾根にのる。右折する小広場で一息。
??一面真っ白な池山御池。
?池山御池小屋。
?小屋内部。テントを張って快適なベースに。

※???Kさん提供。

(参考)
夜叉神峠入口800
925鷲ノ住山展望台945
1150あるき沢橋1215
1530池山御池
1540池山御池小屋
南アルプス・北岳池山吊尾根No2

3月4日
夜叉神峠→鷲ノ住山→歩き沢橋→池山吊尾根→池山御池小屋

Kさんの車で夜叉神峠へ。
中央道からはモルゲンロートに焼ける南アルプスの白峰。
とても美しく雄大な眺めに気持ちも高ぶる。



夜叉神峠入口まで雪は全くなかった。
懸案のゲートも開いていてホットしたのもつかの間・・・、準備をしていると軽トラがやってきて、例のおやじにゲートを閉められる。そしておまけには「こっちは駄目だよ」と釘を打たれた。



何を言っても無駄な事は分かっているのでおとなしく引き、前回同様山腹を巻き、急斜面をはい上がりこれを突破。
長い林道歩きの始まりだ。


すぐに夜叉神峠トンネル。脇のドアからトンネル内へ。
このトンネルはとにかく長い・・・。
遠近感が狂い、頭がボンヤリ。

トンネルを抜けるとやがて白峰三山が目に飛び込んでくる。



3000mの稜線を仰ぎ見ながら、林道を行く。
池山吊尾根の上、遥か高みに頂を覗かせる北岳。
明日あの頂に登ることができるのだろうか・・・。



遥かに高い南アルプスの主稜線。
大きな期待と少しばかりの不安が入り交る、そんな気持ちであった。

〜つづく〜

[画像]
?朝日に輝く白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)。
??夜叉神峠入口。
荷物も膨らむ。
?夜叉神峠トンネル。林道のトンネルでは日本最長だとか・・・。
?青空に白く輝く南アルプスの稜線。
北岳(右)と間ノ岳が大きい。
?巨峰・間ノ岳。
南アルプス・北岳池山吊尾根No1

南アルプスの最高峰・北岳(3193m)。

去年2月、単独でチャレンジをしようとしたが、何故か無償に怖くなり、敗退した山。
あれは自分自身に負けた・・・。



そして数日後、気を取り直して挑んだ南アルプス・仙丈ヶ岳(3033m)。
快晴の頂から間近に聳える北岳。
北岳を眺める、あの時の何とも言い難い気持ちは忘れられない。

それ以来「冬の北岳」は常に頭の片隅にあった。



5月、雪深い立山連峰・剱沢からとんぼ返りし、GWは友人のMさんと南アルプス・白峰三山縦走へ。
ルートは池山吊尾根から。

2月、登山口にもたたず敗退した、自分自身に負けたあの気持ち。3ヶ月という時が経ったが「冬の北岳」を意識しての計画であったのは間違いない。

天候にも恵まれ、白峰三山を無事縦走することができたが、厳しさを感じたのもまた事実。



そして各地の山を登り初夏から秋にかけては剱澤小屋での生活。
毎日山を眺め、この夏も多くの人々と出会うことができた。
出会いに感謝。



そして10月12日に小屋閉めし山を下りてからは、友人を訪ね、東北や北陸、そして九州・四国を周った。
初めての土地は新鮮、日々充実したとても楽しい旅でありました。



12月に入り東京に帰ってくると、山はすっかり冬模様。
厳冬の南アルプス(聖岳・甲斐駒ヶ岳)に登り、2月には冬富士にも登った。



しかしどこか満足できないものがあった。冬はもうすぐ終わり。

あの時から心のどこかに引っかかっていたもの。
「冬の北岳」に対する想い。

それを確かめに南アルプス・北岳へ向かった。

〜つづく〜

[画像]
?ようやく見えた北岳バットレス。しかし頂きはまだ遥か遠い。
?2010年2月、南アルプス・仙丈ヶ岳から望む厳冬の北岳。
?GWはMさんと南アルプス・白峰三山を縦走。間ノ岳(3189m)から振り返る北岳。
?梅雨が明け今年初めて剱岳へ。
残雪豊富な初夏の剱沢を俯瞰する。立山連峰(左)の奥には槍・穂高連峰。
2010年7月19日、快晴の剱岳頂上で。
?初めての九州。「日本最南端・西大山駅」から仰ぐ開聞岳。
?年明けは甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根へ。
八合目から南アルプス主稜線を望む。北岳がひときわ高い。
?2月は霊峰・冬富士へ。
条件に恵まれ登頂することができた。
富士山・吉田口山頂で。
カラコルム&ヒンズークシュ

未知の部分が多いカラコルム・ヒンズークシュ。

世界第二の高峰・K2をはじめとする、8000m峰5座、そして無数にある7000m峰と、ネパールヒマラヤに並ぶ山岳地帯です。

しかし一部の有名ルートを除き、ほとんど情報のないパキスタンの山々。
この十数巻にも及ぶ地図は貴重です!!
是非とも欲しい!ところですが、値段を見てビックリ!
なんと・・・3万円!!

今回は手が出ませんでした。。

そのうち手に入れられるかな・・・。
できたら素晴らしいなぁ。。。
素晴らしく価値ある地図であることは間違いないのです。

でもなぁ・・・。
そもそも買う人いるのかな?

パキスタン・カラコルム、あれこれ言わず、とりあえずまずは、1度行ってみますか(笑)
リフレッシュ

今日は雪山を眺めに出掛けてきました。



甲府盆地を見守るように連なる南アルプス。



南アルプス・白峰三山。2週間前、てっぺんにいた北岳(右奥)を見る。



南アルプス南部の主峰。荒川・悪沢岳と赤石岳(中央左)。
左奥にはちょこんと覗く聖岳。



奥秩父・金峰山。
桜の木々の葉が落ちる冬ならではの眺め。



ホームの端っこからは甲武信ヶ岳(中央奥のとんがり山)や乾徳山(左手前)。


「勝沼ぶどう郷」からの眺めは最高です♪



自宅から歩くことおよそ10分。畑の向こうに冬富士。日々この景色を見ながら小学校へ通っていました・・・。



少し離れたところから畑の向こうに霊峰・富士。
ここ、夕暮れの富士を撮るカメラマンが連なる撮影スポットです。



白い丹沢の山並み。
蛭ヶ岳が一際高い。


素晴らしい景色をのんびり・・・と眺めることができ、良い気分転換になった1日でありました。

[画像]
純白の冬富士。美しい・・・。
雑感その2
未だ余震が続きますね。

先日(15日)は静岡県富士宮市で震度6強!
震源地は・・・富士山。
言わずとしれた日本最高峰。
海外の高峰へ向けての高所トレーニングができるのは、日本で富士山だけ。
デナリへ向け、私も1ヶ月前に登りました。

震源地から近い東京・八王子でもかなり揺れました。
11日の地震と異なり、揺れる時間は短いながらも、強烈な縦揺れでした。
もし登っている最中だったらと思うと・・・、恐ろしい。

余震、一刻も早く鎮静化してほしいです。

さて、地震以降は外出をあまりする気にもならず、もっぱら読書に励んでいます。

気持ちが沈みがちです・・・。
身体も鈍り、不健康まっしぐら。
このままではいけません!

こんな時だからこそ森の中を歩き、里山にでも登って、気分転換したいのが本音。
そろそろ身体を動かしたいところです。

頑張ろう!

そして3月11日以来、ブログも停滞していましたが、また更新していきたいと思います。

久しぶりに・・・雑感
2011年3月11日(金)
前日のアラスカ遠征の打ち合わせの際に、Iさんからお借りしたIさん出演のDVDを自宅で見ている最中、大地震に遭いました。

かつて経験した事のない、強烈で長い揺れではありましたが意外と落ち着いてはいました。

しかし、その後テレビの向こうから伝わってくる映像に呆然としてしまいました。

言葉になりません。
今なお胸が痛みます。

ダウラギリや剱岳(富山県警)での雪崩事故、そして今回の太平洋沖地震・・・。
最近、身の回りで悲しいことが多すぎます。

幸いなことに今回の震災の影響を受けることなく済んだ私達。

今できること・・・

節電などはもちろんだけど、「できる限り日常の生活の営みを続けること」ではないでしょうか。。

この国の経済活動や人間の気持ちを停滞させてしまうことは、ある意味で一番恐いことではと思います。

とはいいつつ、私の気持ちも少なからず沈んでいます。
早く気持ちを切り替えなければいけません。

さて、これから先どうなるのか・・・、先は見えません。
リーダーの言うことはもっともであり、最悪の事態も想定しています。仕方のないことです。
そもそも遠征のことを今考えるべきではないのかもしれません。

ところでここ数日、東京では計画停電が行われておりますが、いろいろと混乱が起きているようです。

こんな時こそ山での生活で学んだことが活かせたら良いなと思います・・・。
小屋番生活では(軽油を燃料に)発電機で得ている電気をはじめ、食料など節約するのが当たり前。
雪山では地道に雪を溶かすことで水を得ることができます。

小屋番そして山旅で学んだことを。
そんなことを思いました。
太平洋沖大地震
この度の東北地方太平洋沖地震で被災された方々並びに関係の方々には、心よりお見舞い申し上げます。

テレビや新聞から伝わってくる被害の現状に、胸が痛みます。
言葉がありません。

被災地に早く平穏な日常が戻ることを願っています。

白い恋人


北海道に行ってた友人のMさんにいただきました。

剱澤小屋でもお客さんやガイドさんのお土産で何度か食べましたが、美味しいですね。

ごちそうさまです。
湯河原・城山

3月3日は湯河原・城山へアシスタントの仕事で行ってきました。クライミングのメッカ湯河原・幕岩の向かいにある里山です。



湯河原駅から歩き出します。
少し歩くと城願寺。
天然記念物の「ビャクシン」は見事でした。



しばらくは車道歩き。みかん畑の中を登るにつれて海が....。遠く伊豆・大島も遠望できました。



道脇には謎の植物。なんでしょう??...これ。。



城山手前の小広場からの眺めは素晴らしかったです。
青い海と真鶴岬。

穏やかな天気の下、早春のハイキングを楽しむことができました。
南アルプス・北岳

3月4日〜3月6日、南アルプス・北岳(3193m)へ行ってきました。
夜叉神峠から池山吊尾根を往復。
池山御池小屋にテントを張り、北岳を往復しました。



北岳へは池山御池小屋から登ること10時間。
ラッセルが厳しく、時間がかかりました。
しかしあの充実感は何物にもかえられません。



「冬の北岳」いろいろな想いがあり、込み上げてくるものがありました。

またいずれゆっくり振り返りたいと思います。

[画像]
?ようやく辿り着いた北岳頂上。
左下には甲斐駒ヶ岳。右は雪庇。
?北岳を仰ぎながらの稜線歩き。
?夕暮れる北岳を振り返る。
途中報告



南アルプス・北岳に登頂し、八本歯ノ頭まで下山しました。

北岳へは池山御池小屋から登ること10時間。
くそ長く遠い頂。
ラッセルが厳しかったです。

これからボーコン沢の頭まで稜線を歩き、池山御池小屋まで。下りも長いですが慎重に下ります。


[画像]
?北岳山頂。
?圧巻な北岳バットレス。
?八本歯ノ頭より北岳を振り返る。

雪の奥武蔵・両神山

3月2日
日向大谷→清滝小屋→両神神社→両神山→日向大谷

友人のMさんと奥武蔵の両神山(1723m)へ行ってきました。



日向大谷から日帰りで往復しました。
周辺の山々には雲がかかっていましたが、両神山だけ晴れているという幸運に恵まれました。



想像以上の積雪で、しっかりとした雪山登山になりました。



アイスバーンの上に新雪がのる登山道。鎖場には雪がつき嫌らしかったです。
慎重に登りました。





両神山から見る奥秩父の山々。
冬型の影響でしょうか、奥秩父の稜線には雲が纏わり付いていました。



実は両神山に登っのは今回が初めて。
雪が解けた頃、鎖場豊富な稜線を縦走してみたいなと思う山旅でありました。

[画像]
?両神山山頂。
?頂上直下から見る秩父の山並み。
?雪深い谷沿いをゆく。
?鎖場には雪がつき嫌らしい。
?両神山から奥秩父の稜線を遠望。中央奥に甲武信ヶ岳。
?雲取山方面には雲がかかっていた。
?初めての両神山。

(参考)
両神山荘1000
1200清滝小屋1220
1335両神山1400
1605両神山荘
天子山地・竜ヶ岳No2

竜ヶ岳からは間近に富士山が迫る。
圧倒的な存在感。
まさに巨峰!

竜ヶ岳では小1時間、素晴らしい眺めをゆっくりと堪能しました。



下りは端足峠へ。
南アルプスを眺めながら下って行く。
白峰三山・いつか冬に縦走したいですな。





さきほどまでの賑わいが嘘のような静かな山道を、のんびりと下っていく。
目の前に連なる南アルプスは壮大だ。



左手には霊峰・富士。頂上一帯からの眺めは見事の一言。
素晴らしい展望でありました。

滑りやすい樹林帯を下って行くと、やがて端足峠。
南アルプスともお別れだ。

端足峠からは杉の植林を下っていく。
大量の花粉が飛散していたのだろう、目がかゆく、くしゃみが止まらなかった。





国道に出ると、バスまで時間があったので、隣のバス停まで歩いてみる。
するとこれが大正解!
開けた草原の向こうに冬富士が鎮座していました。
あまりにもデカイその山容。
一週間前、あの頂にいたと思うと感無量でありました。



河口湖駅では冬富士を窓越しに眺めながら、名物「吉田うどん」を頂きました。
冷えた身体には最高です!



展望の山、竜ヶ岳。
360度の素晴らしきパノラマ。
冬富士はもちろん、白銀の南アルプスの連なりが心に残る山旅でありました。

〜おわり〜

[画像]
?竜ヶ岳山頂。山梨百名山の一峰でもある。
?富士五湖・本栖湖。
?本栖湖キャンプ場からひと登り。展望ポイントからは富士山・八ヶ岳・南アルプスを展望する。
画像は南アルプス・白峰三山。眼下には本栖湖。
?泥んこ道を行く。
振り返ると御坂山地の山々。
?遠く奥秩父の山並み。白い峰は金峰山。眼下には本栖湖。その背後には御坂山地・三方分山。
?南アルプス・白峰三山。
?南アルプス・塩見岳(中央)。
?南アルプス・荒川三山(右)と赤石岳。
?南アルプス南部の峰。右に赤石岳、そして笊ヶ岳(中央左)と布引山(左)。笊ヶ岳の右肩には聖岳の頂上部が!
?南アルプスを背景に。竜ヶ岳で。
?竜ヶ岳より望む霊峰・富士。
?甲府盆地を見守る、南アルプス・白峰三山。
?南アルプス北部。
?南アルプス中央部〜南部。
?右に南アルプス、左に富士山を見ながら、快適な稜線漫歩。
??
朝霧高原からの富士山。
?吉田うどん。
?竜ヶ岳。

(参考)
本栖湖入口バス停920本栖湖キャンプ場登山口1045
1215竜ヶ岳1305
1345端足峠1400
1440根原バス停
天子山地・竜ヶ岳No1

2月26日

日帰りで富士五湖・本栖湖の湖畔に聳える竜ヶ岳(1485m)へ行ってきました。



かねがね展望が良い山とは噂を耳にしていましたが、予想以上の大展望が待っておりました。



本栖湖キャンプ場を抜け、山道をつづら折りに登って行くと、小広い展望ポイント。
木陰の奥には南アルプス・白峰三山や八ヶ岳。眼下には本栖湖。そして反対側には富士山。



一旦下り、竜ヶ岳へ笹原に囲まれながらの登り。背には御坂山地や富士山。

しかし先日の雪が解け登山道は泥沼状態・・・。
そしてすれ違う人の多いこと。。
100人以上はいたんじゃないかな・・。



右に八ヶ岳や奥秩父、そして巨大な富士山を背に稜線を行くと、竜ヶ岳山頂ではずらりと並んだ南アルプス主稜線が迎えてくれました。



南アルプス・白峰三山。北岳・間ノ岳・農鳥岳(左から)。
私にとって忘れられない思い出の稜線。
初めての個人山行はこの3000mの稜線、単独でもあり緊張した。そして山上での景色に感動した記憶がある。



南アルプスの中央に聳える塩見岳。未だ足跡を残していない名峰、近いうちに。



南アルプス南部の主峰、荒川三山(右)、赤石岳(左)。
人っ子一人いなかった、残雪期の縦走。
素晴らしき雄大な稜線、是非また行きたい。



南アルプス・南部の山々。笊ヶ岳の右肩に聖岳の白い頂が覗く。
笊ヶ岳はイチ押しの秀峰。頂から谷を隔て聳える南アルプス南部の主峰は迫力満天!



南アルプスをバックに。

〜つづく〜