日本最高峰

富士山・剣ヶ峰を富士宮口から日帰りで登ってきました。



八合目からは雲を突き抜け、青空が広がり、雄大な富士山を満喫することができました。



富士宮口頂上の鳥居。
ここまでくれば日本最高峰.富士山剣ヶ峰はあとわずか。

山行報告はまたのちほど。

明日は友人と中央アルプスへ行ってきます

[画像]
日本最高峰・富士山剣ヶ峰。
夏は大賑わいの剣ヶ峰、今は3人だけの静かな頂き。

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2002年

4年に1度の祭典、サッカーW杯。
あと2週間ほどで南アフリカ大会が始まりますね

サッカー好きとしてはたまりません

さて、スカパーではこのところ過去のW杯の日本戦をやっています。
今日は2002年のベルギー・ロシア戦を見ました。
気迫が入り、運動量豊富でとても良い、見ていて気持ちの良い試合でした。

チュニジア戦やトルコ戦そして98年のアルゼンチン戦もその時以来見ましたが、戦う姿勢・会場との一体感が素晴らしかった

それに比べて、今の代表はなんなんですかね・・・。
戦っているように見えるのは、闘莉王と大久保くらい。

韓国戦は酷かった・・・。

もっと闘わないと!
気持ちと運動量でまずは圧倒せな、勝てませんからね。

南アフリカでは期待しています

今夜はイングランドとの試合。
さて、どうなるかな...。



明日はこちらも日本を代表するお山へ。
楽しみです

行きたい山は山々・・・

小屋入りまであと1ヶ月ほど。
あちこち行ってますが、日本の山は奥深く、行きたいお山が次から次へと現れます・・・。



挙げてみると....、利尻山・ニペソツ山・大雪山〜トムラウシ〜十勝岳・幌尻岳・岩木山・鳥海山・朝日連峰・飯豊連峰・荒沢岳・八海山...と、
最近特に気になっている北海道・東北・越後の山々、その中で特に行きたい山だけでもこんなに。

時間はいくらあっても足りません!

最近は地図眺め、山の写真見ては、ひとり妄想して・・・。
怠け気味の5月を反省し、6月はたくさん歩こうと思います



小屋入りすれば他の山域はしばらくお預け。
でもその分剱岳を歩き、懐深い剱岳をよく知ることができます。山を知ることは、とても大切ですね

それにしても山は高さだけじゃないと思う今日このごろ。
楽しみが尽きず、とても嬉しいことかもしれません・・。

[画像]
?憧れの利尻山。
?鋭峰ニペソツ山。
?4月、新雪まとう剱岳・源次郎尾根。
美しい渓谷


棒ノ折山・白谷沢は新緑が美しい。
とても綺麗な沢沿いの道。
夏、この白谷沢を沢登りしたというTさんがとても羨ましかった。

奥多摩・棒ノ折山〜岩茸石山

今日は山仲間のOさんとそのお仲間10名ほどの方々と、奥多摩は名栗湖〜棒ノ折山〜岩茸石山〜御嶽駅と歩いてきました。



久しぶりの飯能。
高校卒業以来下りたのは初めてかも・・・。
懐かしい町並み。



棒ノ折山へは白谷沢を遡っていきましたが、新緑の渓谷は美しかった。
途中には長い鎖場も・・。

霧雨の中の山歩き。
もやがかかった森は幻想的。
里山歩きも良いなと感じた1日でありました。

北岳いろいろ?

5月、南アルプス・農鳥岳からの北岳と間ノ岳。農鳥岳からの北岳は鋭い!



2月、午後の北岳。
南アルプス・小仙丈ヶ岳の稜線で。



池山吊尾根、ボーコン沢の頭からは迫る北岳バットレスを仰ぎながらの稜線漫歩。

北岳いろいろ?

中白峰からの北岳。
秋晴れの素晴らしい朝。


僕が1番好きな山は南アルプス白峰三山〔北岳・間ノ岳・農鳥岳〕。
白峰三山は2006年・2008年・2009年・2010年と4回歩いた。
北岳には2007年にも行き、なんだかんだ毎年登っている。
それほど好きな山だ・・・。
そんな北岳もいろいろなところから眺めた。




12月下旬、鳳凰三山の薬師岳からの北岳。「厳冬の北岳」は大きな目標。



2月、風強い八ヶ岳・赤岳からの南アルプス。左奥にひときわ高く北岳。

天候不順・・・


今日からの奥大日岳・剱岳はお天気悪く中止・・・。。

こればっかりはどうしようも無いですが、今年はこんなのばかり。
テンション下がります

がしかし、山では晴天に恵まれています
日程にゆとりがあるので、天気図見て、山のご機嫌が良い時に登ってます
たまに外れて、荒れ模様ですが・・・。

にしても、今年は天気安定しません!
夏は晴れ続けてもらわんと、困ります



夏は剱詣!
雨では無理です・・・。



あと1ヶ月で小屋番生活。
1年はあっという間・・・。

奥穂高岳南稜〜ジャンダルム

21日〜22日と、北アルプスは奥穂高岳へ行ってきました。



2日ともに良い天気に恵まれ、最高

岳沢をベースに、奥穂高岳南稜〜奥穂高岳〜ロバの耳〜ジャンダルム〜天狗沢と周りました。

奥穂高岳南稜はウエストンが登った、奥穂高岳初登のクラシックルート。
眼下には上高地が広がる高度感、迫る穂高岳の岩峰を仰ぐ好ルートでしたが、核心は奥穂高岳〜天狗のコルまでの稜線歩き。



特に奥穂高岳〜馬ノ背〜ロバの耳〜ジャンダルム、シビれました・・・(苦笑)

ミスの許されないナイフリッジの稜線歩き、凍った雪壁のトラバース...。

今冬はずっと縦走、久しぶりのアルパインクライミングでしたが、ロープうんぬん抜きに「グっと」くるものがありました。。

西穂高岳〜奥穂高岳、また夏に縦走してみたいものです
CL制覇
「インテル」が勝った!!
45年ぶりの欧州制覇
勝てない暗黒時代からずっと応援しているだけに、喜びもひとしお。

セミファイナル、あのバルサを破った、180分の芸術そして感動的な戦い・・・。

最高だ!!

負けられない戦い

あと6時間後に、運命の大一番が始まります・・・。
勝てない時代から好きだった「青と黒」の方を応援

にしても楽しみだ
上高地より

この景色を見て思い出すのは、2005年の山旅のこと。
やはり本格的な登山の始まりとしては、ちょっとぶっ飛んでいましたかね・・・。
忘れもの

北岳から見た山。
「厳冬の北岳」、今冬の忘れ物・・・。



「厳冬の南アルプス縦走」。デナリへの、超えなければならない山並み。



「冬富士」。

山はタイミングが重要。
特に冬富士は。

気が入ったとき、突如思いたってパッと行くと思う。
そんな気がする・・・。
「仮装・マッキンリー」
怠慢・・・

昨日は山仲間での飲み会でした。
ワイワイやってとても楽しかった
まぁ普段酒は飲まないので、かるく酔ってたかな・・・。

その中で「よく山歩いていますね」と言われたが、そんなことはてんで思ってない。

むしろ、最近は怠け気味だ。
もっと歩かないと

1年後には「デナリ」という大目標があるのだから・・・。



夏はたくさん剱登るぞ〜



目標があれば自然と気合いも入ります。
石ッコツ・松ネッコ

昨日は山仲間6人で、信州峠〜石ッコツ〜松ネッコと、「普通の人」は行かないところへ行ってきました。

しかし、この県境尾根ならではの南アルプスやミズガキ山の展望を楽しむことができました。



展望に優れる石ッコツまでは立派な道、その先も踏み跡がありました。
県境を歩く人は結構いるようです・・。
この日も小川山から来た、五人組のパーティーとすれ違いました。

道中、ぼくとHさんは巻道を避け、あえて稜線上の薮・岩(可能なかぎり)へ突入!
そういうモードになりましたが、普段やらない薮漕ぎは疲れました。



それにしても裏側から見るミズガキ山は新鮮で素晴らしかった。

でも、こういう薮尾根、まず個人では行かないだろうけど・・・・(笑)

[画像]
?石ッコツからの白峰三山。まだまだ白い懐かしい稜線。
珍道中はとても楽しかった。
?甲斐駒ヶ岳とまだまだ純白な仙丈ヶ岳(左奥)。
?裏側から見るミズガキ山も素晴らしい!

素晴らしい!

裏ミズガキもなかなかに良いです!
エベレスト街道


久しぶりにエベレスト街道の番組を見ました。
去年のお正月、NHKで放送された番組です。



見て思ったのは・・・、「また行きて〜」という気持ち。

エベレスト街道を歩いたのは、まだほんの半年前のことなのですが、かなり懐かしく思えました(笑)

まぁ来年はアラスカ・マッキンリーへ行く計画なので、今すぐというわけには行かないけど...。



にしてもあのネパールイズム、忘れられないなぁ...。。

[画像]
?エベレスト街道を行く。ローツェ(8516m)、そして左奥にはエベレスト(8848m)。
?チョ・オーユ(8201m)。いつか登るぞ!はい。
?ゴーキョピーク(5400m)から望むエベレスト(左)・ローツェ(右)。
遠近感狂い、想像以上に近く見えた。
南アルプス・白峰三山 NO5

5月5日(水)

大門沢小屋→奈良田発電所→奈良田→身延→甲府→八王子

心地の良い朝を迎える。。
聞こえてくるのは、鳥の鳴き声と水のせせらぎの音...。

大門沢の豊富な水流に水の有り難さをしみじみと感じる。

今日も天気は良いが、霞んでいて富士山は見えない。

大門沢小屋からは沢沿いに下って行く。
ひと冬で登山道も荒れ、倒木が目立つ。先頭を行く、Mさんも何回か道を見失い、苦労していた。

丸木橋で川を渡る。
やがて道は沢を離れ、八丁坂の下り。
道中の新緑の森が美しい。

大古森沢を丸木橋で渡る。
内心「滑りそうだな〜」と思いながら、慎重に渡りきる。
ホットして、振り返るとなんとMさんが橋から落ちる...。
登山は最後まで油断大敵ということか・・・(笑)



新緑の林を抜け、小古森沢を徒渉すると、まもなく第一の吊橋。
ここまでくれば下界まではもうあとわすが...。

吊橋を3回渡り林道へ。
振り返ると、遥か高くに白い稜線。
1日目とは違う、見上げたその気持ち...。



林道を歩き、GWで賑わう奈良田の里へ。温泉に美味しい食事、山旅のあとの最高の贅沢である。

新緑に包まれる山あいの集落を眺めながら、バスに揺られ身延へ。

身延線の車窓からは昨日歩いていたその稜線が、遥か高く春霞にぼんやりと浮かぶ。

天候に恵まれ、充実した白峰三山の山旅。よく焼けた2人のその顔がそれを物語っていた...。

〜おわり〜

[画像]
?西農鳥岳への急登の途中、間ノ岳を振り返る。
?新緑に包まれる山々。
?遥か高い農鳥岳の稜線。奈良田発電所にて。

(参考)
大門沢小屋615
830吊橋(林道入口)900
930奈良田発電所
955奈良田
南アルプス・白峰三山 NO4

5月4日(火)

北岳山荘→中白峰→間ノ岳→西農鳥岳→農鳥岳→大門沢小屋

農鳥小屋までは写真を撮りながらのんびり行く。
アルペンな農鳥岳が素晴らしい!

農鳥小屋は雪に埋もれていた。
見上げる西農鳥岳へは激登!
急登を行くと、岩場に出た。夏道はトラバースしているが、今は氷雪に覆われている。

振り返ると間ノ岳がそびえ、農鳥小屋は豆粒のようだ。
南アルプスの大きさを体感する。

核心の岩場を越し、急な雪壁を慎重に登ると、ようやく安全地帯。
雪壁を覗きこむと、寒気が立った。
ここをフリーで下るのは厳しいだろう。
厳しいことにかわりはないが、夏道をトラバースしたほうがまだましか...。

雪壁を越せば西農鳥岳は目の前だ。
谷を隔てて、純白な塩見岳が美しい。
農鳥岳へは、暑さと疲れでペースが上がらず、遠かった...。



農鳥岳に着いた時はとても嬉しく、思わず声がでた。
Mさんも感無量のようで、ガッチリ握手。テンション高く、笑顔だ!
北岳とは雲泥の差である(笑)

ザックを投げ出して、展望にしばし見入る。
振り返ると越えてきた間ノ岳と北岳、感無量だ。。
行く方には長大な白峰南嶺、思い出の笊ヶ岳がぼんやりと浮かんでいた...。
充実感に包まれる、最高のひとときであった。

大門沢下降点までは尻セードを交え下っていく。
暑さに雪も腐り、はまることしばしば。

下降点からは左下の広場までトレースを踏みながら、トラバース気味に下りる。
正面の急峻な夏道沿いの沢にもトレースはあった。

広場からはトレース沿いに下る。
トレースはそのまま
目の前の樹林帯に延びていっていたが、右手の沢を尻セードで一気に下った。
かなりの急傾斜であったが、雪も腐っていて止められると思った。



右から夏道沿いの沢が合流してくる少し上まで一気に滑る。標高差にして200mくらいだっただろうか。
スピードが出て最高に気持ちが良かった!

振り返るとMさんも少し下って傾斜が緩くなったところから滑ってきた。
尻セードというよりは体制が崩れ、なんだか滑落っぽい感じでもあったけど...。

そこからは左にトラバースして行くとトレースに合流。
そのまま樹林帯を下っていくが、なんと両足が腐れ雪にはまり、腰まで埋没、そしてザックの重みで前のめりになり、頭から滑落!
ピッケル突き刺し、必死で木に捕って、何とか止める。
軽く放心状態....。

それからは慎重に下っていく。
嫌らしい腐れ雪の急斜面に悪戦苦闘しながら下っていくと、2300m付近で右手からの夏道に合流した。
夏道にはトレースはない。

そのまま下っていくと、見覚えのある河原の出合。
今はデブリに埋まる雪渓だ。

雪渓を下っていく。
適当なところで右岸の夏道に乗る。
倒木をよけながら下っていくと大門沢小屋。

元気になったMさんは、街が恋しくなってしまったようで、今日中に奈良田まで下ってタクシーで帰ろうと主張しだした。
が、何ひとつメリットが無いので、結局は大門沢小屋に泊まることに。

いろいろなことが起きた、長くそして充実した1日であった。

〜つづく〜

[画像]
?雪に埋まる農鳥小屋から眺める農鳥岳。見上げる西農鳥岳へは激登!
?農鳥岳(3026m)山頂にて。
越えてきた北岳と間ノ岳をバックに。
?お楽しみの尻セード。
Mさんがいる所よりさらに上部、スカイラインのあたりから一気に滑る。最高!

(参考)
北岳山荘635
700中白峰710
815間ノ岳830
925農鳥小屋935
1135農鳥岳1220
1255大門沢下降点1300
1420夏道合流点〔2380m地点〕1430
1550大門沢小屋
南アルプス・白峰三山 NO3

5月4日(火)

北岳山荘→中白峰→間ノ岳→西農鳥岳→農鳥岳→大門沢小屋

「ホテル北岳」は穏やかに夜明けを迎える。
昨日は貸し切り。
小屋にあった冬期小屋ノートは個性豊かで、かなりの面白さである。
それと同時に刺激も受けた。常人には不可能なすごい記録が目白押しである。

名残惜しい「ホテル北岳」に別れをつげ、間ノ岳を目指す。
Mさんの調子も大分戻ってきたようだ。

天気はまずまずだが、霞んでいて富士山は見えない。

まずは目の前の中白峰の登り。
朝一番、動き初めの急登はしんどい。
雷鳥のつがいを横目に、ゆっくりと登る。

中白峰に登ると、稜線の先には目指す間ノ岳の山頂、振り返ると越えてきた北岳が素晴らしい。
間ノ岳から三峰岳の稜線の奥には、塩見岳が独特な山容を覗かせる。



日本最高所の稜線を行く。
間ノ岳はなかなか近づかない。
左手には弘法小屋尾根、その奥には尾無尾根、大唐松尾根、南アルプスならではの長大な尾根が連なる。
右手の中央アルプスは霞んでいて、ぼんやりと浮かんでいる。。
気持ちの良い稜線歩きだ。

山頂手前(カール地形でケルンがある所)から弘法小屋尾根をひとり見に行く。
案外行けそうだな...と思う。
そして、驚いたことに弘法小屋尾根にはトレースがついていた。
やはり物好きはいるんだなあと実感。

再び尾根に戻り、山頂へ。
Mさんが山頂で雷鳥と戯れているのが見える。

間ノ岳は個人的に好きな山だ。
お隣りの人気者.北岳に比べると静かなその頂き。
南アルプスでも有数な巨大な山容。
そして何といってもここから眺める富士山は絶品だ。
しかし、霞んでいて今日は見えない...。



南アルプスは重厚で長大だ。
間ノ岳からはるか遠く...、荒川三山のコルの奥にはぼんやりと赤石岳。
そして眼下には昨日歩いていた林道。
なんだか不思議な感じがした...。

山頂から農鳥岳に向かうとさきほどのつがいの雷鳥。
厳冬、吹雪の中、彼らはどう乗り越えてきたのだろうか..。

間ノ岳から農鳥岳までは400mの長い下り。。
この道を歩くのは実に5回目だ...。

グスグズな雪が嫌らしい。
急斜面で嫌だな〜と思い、岩に乗り移った次の瞬間。

Mさんが滑落!
いきなりでビビるが、自分のすぐ横の岩にぶつかって止まる....。
その距離10mぐらいだろうか。
そこからははるか下まで雪面。
止まらなかっただろう...。

これにはかなり動揺する。


ところが、Mさんはいたって冷静。
むしろ「止まると思った」と開き直っていた。
彼のポジティブ思考に言葉も出なかった(苦笑)

〜つづく〜

[画像]
?夕焼けに染まる北岳。
?間ノ岳からの北岳。
?南アルプス南部の山々。中央には荒川三山。そのコルの奥には赤石岳。
間ノ岳より。
南アルプス・白峰三山 NO2

5月3日(月)

池山小屋→池山吊尾根→ボーコン沢ノ頭→八本歯のコル→北岳→北岳山荘

爽やかな朝を迎える。
テントが他に2張り。
天気は快晴だ!

小屋からは緩やかな樹林帯を登っていく。
しばらく行くと、左の急斜面に取り付く。壁のような斜面を直登すると、テント場に良さそうな開けた台地に出た。

道は再び右に曲がる。
樹林の奥に見える、間ノ岳や農鳥岳を横目に緩やかに登っていく。

やがて開けた城峰。
一端下り、タル沢のコルからは樹林帯の急登。
鳳凰展望台と呼ばれる露岩に出ると、甲斐駒ヶ岳から鳳凰三山の展望。

樹林帯に張られたテントを見つつ、シラビソからダケカンバに変わると、砂払とよばれる森林限界。
目の前にはボーコン沢の頭。目指す北岳はまだ見えない。
左には間ノ岳と農鳥岳が大きく連なる。



ボーコン沢の頭からは、ようやく北岳がド〜ンと姿を表す。
疲れも吹っ飛ぶ迫力だ。
振り返れば富士山と、眼下には長大な池山吊尾根。

目指す山もみえず、「俺達何やってんだか...」的な、延々とした登りも報われる展望だ。

八本歯の頭までは快適な稜線漫歩。
どんどん迫る北岳バットレス...。豪快だ!

難所といわれる八本歯のコルへの下り。
雪はほとんど無く、
あっさり突破。

コルからは主稜線に向けて、トラバース気味の登り。
日差しが強く、苦しい登り。
雪も腐り、嫌らしかった。

主稜線に出ると、真っ白な中央アルプスが迎えてくれる。
そして足元には色とりどり、5つのガッシャブルム..(笑)

稜線は西風が強い。
寒いので、遅れて上がってきたMさんに声をかけ、一足先に頂上へ。

頂上付近では信州大学の学生とすれ違う。Hさんに聞いていたので、[ガッシャ×5]を見た時「もしや!?」とは思っていた。



北岳山頂からは日本第二の高峰ならではの素晴らしい眺め。
2月に登った仙丈ヶ岳の奥には北アルプスがくっきりと浮かんでいた。
そして、雪庇張り出す頂上稜線の向こうには、どこまでも連なる雪をいただいた南アルプスの山並み。
目指す農鳥岳はまだまだ遠い。

ひととおり写真を撮ってしばしのんびりしていると、Mさんも上がってきた。
ところが第一声は「しんどい....」。。
体調がおもわしくなく、相当バテたようだ...。

山頂を後にし、稜線づたいに下っていく。厳冬、風が強ければ厳しいところだろう。

快調に北岳山荘まで下る。まだ時間も早かったので、「先進む?」とふってみるが、「勘弁して」とMさん。

そんなわけで北岳山荘に泊まる。
ここの冬期小屋、噂には聞いていたが、まさに「オアシス」!
厳冬期は助かるだろう。それにしても緊急用の無線があったのには驚いた。

水作りをし、ネタの豊富な「冬期小屋ノート」を見たりし、夕方までのんびりする。

夕方外に出ると、中央アルプスに夕日が沈んでいった...。
素晴らしい天気に恵まれた一日であった。

〜つづく〜

[画像]
?アルペン的な農鳥岳。
格好よすぎる!
?ボーコン沢ノ頭からは北岳が「ド〜ン」と目の前に。
?南アルプスの女王・仙丈ヶ岳。
カールが美しい。
奥には北アルプス乗鞍岳(左)と槍穂高連峰(右)。

(参考)
池山小屋530
845ボーコン頭905
1020八本歯のコル1030
1115北岳稜線1125
1140北岳1210
1320北岳山荘
南アルプス・白峰三山 NO1

今年もGWがやってきた。
目指すは南アルプス・間ノ岳弘法小屋尾根。
しかし、Mさんの体調が良くないようだ。
期待と不安が入り交じるスタートとなった。

5月2日(日)

八王子→甲府→夜叉神峠→あるき沢橋→池山吊尾根→池山小屋幕営

気持ちの良い好天となった初日。車窓からは南アルプスが浮かんでいた。
甲府駅でMさんと合流する。
特急は連休のあおりで激込みだった様子。
そして肝心なMさんの体調は、熱は下がったけれど、夜勤明けでもあり、まだ完調ではないようだ。

そんな調子なので、今回は代案の池山吊尾根から白峰三山縦走に変更。
弘法小屋尾根は近い将来必ず...!

甲府からはタクシーで夜叉神峠へ向かう。
GWは夜叉神峠までバスが運行しているのだが、既に時間遅し。
結局はタクシーの運ちゃんと交渉し、割安でタクシーで行くことに。
猛スピードのタクシーで、たどり着いた夜叉神峠は超満員であった。

鳳凰三山や夜叉神峠へのハイカーの視線を背に、ゲートを越えて、歩き出すと後ろからいきなり声をかけられる。

すると「昼間は通行禁止、俺が帰る夕方5時以降まで待つか、峠を越えて行ってくれ」と、ゲートの親父にいちゃもんをつけられる。

しばし押し問答の末、とりあえず退く。
しかし、このまま帰るわけがない。
で、山を巻いて反対側に出ることにした。
登り返しが激登で、いきなり息が上がる。。
初っ端からテンションを下げられてしまった。
最悪のスタートである....。

気を取り直して夜叉神トンネルをしばし歩く。
このトンネル、結構長い。
トンネルを抜けると目の前に間ノ岳がそびえるが、なんともまぁ大きい...。
さらに、しばらく行くと北岳や農鳥岳のお出まし。
目指す稜線は遥か高い。

だが、そんな気持ちと裏腹に鷲住山からははるか眼下の野呂川へ急降下...。

400mも下り、野呂川の吊橋を渡り、崩落気味の道を無理矢理よじ登り林道にはい上がる。
なんと長いアプローチなんだ...。

休憩がてら弘法小屋尾根の取付でもある荒川発電所へ行ってみる。
谷奥には標高差2000mの白峰の稜線..。

とって帰して歩き沢橋へ向かう。



歩き沢橋は池山吊尾根の入口。
長大な池山吊尾根の始まりだ。

もくもくと、あわてず登っていく。
しばらく登り、ふと振り返ると目線には昼歩いていた林道。
「何しているんだかな」と、二人してぼやく...。

尾根にのると、道は右に曲がる。
明瞭な道を行くが、あたりはすでに暗く、雪も出てきた。
しかし、Mさんのペースはまったく上がらない。

そのうちに日も暮れ、ライトの明かりを頼りに闇の樹林帯を行く。
自分が先行し、途中で待っていると、Mさんが一言「足がつった...」。

とにかく辛抱して、頑張るという。
小屋まではもうあと少し。
やがて、道は緩い下りになり、草原に飛び出した。
池山御池である。
真っ暗闇の中、小屋を見つける。

ドアの壊れている小屋には先客がいたため、小屋横にテントを張る。
すでに19時を過ぎている。
テントの中でお湯を飲み、ようやく落ち着くことができた。

すると隣から「内転筋が...つった..。あ〜...。」との声。
Mさんは限界のようだ...。

「明日はどうなるんだか...。」

そんな思いの中、あっという間に夜はふけていった。

〜つづく〜



[画像]
?林道からは目指す稜線がはるか高くに...。大きく間ノ岳。
?いよいよ池山吊尾根スタート。
?翌朝、木陰から覗く、巨峰間ノ岳。城峰手前にて。

(参考)
夜叉神峠1300
1420鷲住山登山口1430
1530野呂川吊橋1605
1635あるき沢橋1645
1900池山小屋
北アルプス・爺ヶ岳No2

4月25日(日)

爺ヶ岳南尾根ジャンクションピーク→爺ヶ岳南峰→爺ヶ岳中央峰→扇沢→立山室堂→剱御前→剱澤小屋

朝焼けに染まる山々を眺めながら、爺ヶ岳を目指す。
ジャンクションピークからはこれから辿る雪稜が一望だ。

これ以上ない晴天で八ヶ岳や南アルプス、そしてぼんやりと富士山も遠望できた。

爺ヶ岳南峰からは素晴らしい眺め。
まず目がいくのは、黒部川を挟んで聳える純白の立山・剱。

剱の「窓」が際立つギザギザの山容。
独特の存在感が剱岳にはある。

後続パーティーに写真を撮ってもらい、中央峰へ。



鹿島槍ヶ岳が優美で美しい。

山頂では爺ヶ岳の東尾根を登ってきた単独の方としばし話す。
爺ヶ岳東尾根も近いうちに行くだろう...。



正面に針ノ木岳や薬師岳、そして蓮華岳の左奥には槍・穂高連峰を見ながらのんびりと下る。

快晴の日曜日、多くの日帰り登山者とすれ違いながら、眼下の扇沢目指して下っていく。

扇沢では駐車場でKさんと遭遇する。
なんかこっちを見ている人がいるな〜と思っていたら、なんと立山からスキー帰りのKさんであった...(笑)

Kさんとしばし談笑し、立山室堂へ向かった。

〜おわり〜

[画像]
?爺ヶ岳南峰からの剱岳・毛勝三山(右)。
?秀麗な鹿島槍ヶ岳。爺ヶ岳中央峰より。
?槍・穂高連峰を眺めながら扇沢へ。

(参考)
ジャンクションピーク520
615爺ヶ岳南峰645
655爺ヶ岳中央峰720
730爺ヶ岳南峰740
815ジャンクションピーク(幕営地)940
1110八ツ見ベンチ1125
1210爺ヶ岳登山口
1230扇沢
不動心


窓の外は吹雪...。
先日、剱澤で読み終わりました。

共感する素晴らしい内容でした。

僕は昔から松井選手が好きでした。
ホームランという魅力もありますが、僕が特にすごいと思うのは「連続試合出場」。
これは尊敬に値します。

そんな記録が止まったのが左手首の骨折。そして膝のケガ。

そんなケガを乗り越えての活躍。
去年、剱澤ではヤンキースの試合を見るのが毎日の楽しみでした。

そして、ワールドシリーズ第6戦の優勝を決めた活躍。
ネパールから帰ってきて、その活躍を知った時は興奮してしまった。
のちに、その試合の映像を見ましたが、もう感動..!

そして、この本によく出てくる言葉が・・・

「人間万事塞翁が馬」

福が災いを、災いが福を呼ぶ。
つまり表面的なことだけでは分からないということです。

そんな経験は私にもたくさんあります。
山登りだって、そのきっかけは警察官との会話だったりします。
人生何が起きるかわかりません...。

思い通りにいかずに苦しい時も、落胆せず、前へ進む。

大切なことだと思います。


う〜ん...


次はどこへ行こうかなぁ..。
楽しみはこれからまだまだ続きますね

今日は夏のような暑さの中、里山へ。
小屋番してから、下界の暑さに弱くなったなと思う...。
そのへんのこともまたそのうちに。

それにしても迷うなぁ...

北アルプス・爺ヶ岳No1

4月24日(土)

八王子→信濃大町→扇沢→爺ヶ岳南尾根→ジャンクションピーク

長旅をし、信濃大町へ。
見上げる北アルプスは雲に覆われている。
扇沢は黒部ダムの観光客で大賑わい。
そんな群集に一人、背を向け歩き出す。

爺ヶ岳登山口には結構な車が停まっている。人がたくさん入っているのだろうか....。

小雪混じりの中、柏原新道を行く。
初めから結構な雪があった。
やはり今年は雪が多いようだ...。

夏道をひと登りし、八ツ見ベンチからは標識に従って、南尾根の支稜に入る。

やがて上方にジャンクションピークが望める。

木の根が煩わしい、樹林帯をトラバースしたりし、雪面を登って行く。
先行パーティーを抜き、すっかり晴れ上がった天気の中、ジャンクションピークへ向けてひたすら登る。

背後には針ノ木岳と蓮華岳が素晴らしい。
爺ヶ岳が姿を見せると、ジャンクションピーク。
一段下にテントを張る。



のんびり寛いでいるとガスが切れ、姿を表した槍ヶ岳が夕焼けに赤く染まっていく。

夜は満天の星空。
明日の好天に期待が膨らんだ。



〜つづく〜

[画像]
?ジャンクションピークから眺める、後立山連峰・爺ヶ岳。
?夕焼けに染まる唐沢岳幕岩と槍ヶ岳(右奥)。
?朝日に輝く、針ノ木岳(左)。

(参考)
扇沢駅1300
1315爺ヶ岳登山口1330
爺ヶ岳南尾根分岐(八ツ見ベンチ)1415
1620ジャンクションピーク
真っ黒クロスケ

連日好天に恵まれた今年のGW。

雪焼けで顔は変色...。
会う人みんな、「違う国の人みたい」。

顔は痛く、街では少々浮いている感じだけど、とても充実した日々でした



さて次はどこへ行こうかな...。


[画像]
?新雪まとう剱岳の岩峰群。
吹雪吹き荒れたあとのヒトコマ。
?北岳バットレスをバックに。
アイゼンダンゴ

アイゼンのスノープレートが外れてしまいました。

これまでも何回か外れ、その度に自宅で工具を使い、つけていました。

しかし、今回は続けて両足ともに外れてしまいました...。
こんなのは初めてです。。

大門沢の下りは腐った雪で、アイゼンダンゴができ、とても嫌らしかった。

スノープレートは重要ですね
南アルプス・白峰三山

5月2日〜5月5日、南アルプス白峰三山〔北岳・間ノ岳・農鳥岳〕へ行ってきました。

連日好天に恵まれ、最高の縦走を楽しめました

人気のない、日本最高所の長大な縦走路。
素晴らしかったです!

詳しくはまたのちほど。。

[画像]
快晴の北岳で。
最高です
バックには伊那谷を隔てて、中央アルプス。

あれから365日...


2009年5月1日。

そう、今から一年前のこと。

この日、初めて剱澤小屋に行った。
剱御前から目の前に広がる剱岳。
「すごいな〜」とただただ思った。

剱澤小屋では突然の訪問にもかかわらず、皆さんに歓迎していただいた。

そしてふとした流れから、翌日は源次郎尾根に同行させていただくことになった。



快晴に恵まれ、雪の剱岳はとても美しかった。

あれから一年。
多くの山へ行き、たくさんの方々と出会い、そして初めて海外(ネパール)にも行った。
ほんと早いものである。

良い経験がたくさんできた。

これからの365日はどうだろう!?
楽しみだ